デアデビル:ボーン・アゲイン』の悪役候補、ミューズの血塗られたコミック史

デアデビルには、メインストリームのスーパーヒーロー・コミックの中で最もエキセントリックな悪役ギャラリーの1つがあり、そして今、より恐ろしいがあまり知られていない悪役の1人であるミューズが、MCUでスポットライトを浴びるかもしれません。

公式な詳細は不明ですが、ディズニー・プラスのMCUストリーミング・シリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のセットで発見された落書きには、「ミューズ」と書かれたサインがあり、18エピソードからなる予定のシーズンのどこかの時点で、この凶悪なヴィランが登場することを示唆しているようです。

では、ミューズとは何なのでしょうか? そして「デアデビル:ボーン・アゲイン」での彼の潜在的な存在は、番組のプロットにとって何を意味するのでしょうか?

デアデビルに自己紹介するミューズ

(画像出典:マーベル・コミック)

ひとつは、悪役としてミューズを登場させる可能性があるということは、「デアデビル:ボーン・アゲイン」が、最近MCUの公式タイムラインの一部として完全に確認されたNetflixの「デアデビル」シリーズで見られるような、ダークで不吉なプロットから逃げないことを示しているようです。

ミューズは単なるスーパーヴィランではなく、特に残忍で凶暴な連続殺人鬼であり、自分の殺人犯罪を血まみれで狂気じみた芸術のための比喩的な「キャンバス」のようなものとして使っています。 脚本家のチャールズ・スールとアーティストのロン・ガーニーによる2011年の「デアデビル」第16巻に初登場したミューズは、100人以上の異なる人々の血で描かれた壁画という、彼の最初の主要な「芸術作品」でデアデビルの注目を集めました。

そこからデアデビルとミューズは命がけの駆け引きを開始。 しかし、デアデビルは最終的にミューズを倒すことができ、ミューズは投獄されます。

ミューズのキャラクターとして特に興味深いのは、デアデビルとのライバル関係が、デアデビルの相棒であるブラインドスポットとのライバル関係に取って代わられるかもしれないということです。

そうです。 デアデビルにはかつて相棒がいたのです。

ブラインドスポットの目をえぐるミューズ

(画像クレジット:マーベル・コミック)

同じくスールとガーニーによって作られたブラインドスポットは、透明人間になれるスーツを発明してスーパーヒーローになった中国系移民のサム・チョン。

ブラインドスポットはミューズとの戦いの間ずっとデアデビルの側におり、物語の最も重要な場面の1つで、ミューズは実際にブラインドスポットの目を刺し、彼を失明させました。 その後、ブラインドスポットの目はハンドとして知られる忍者カルトの魔法によって回復しましたが、視力障害は残っています。

その後、ミューズが脱獄した後、ブラインドスポットは単独で彼と対決。 ミューズはブラインドスポットをもう少しで倒せるところでした。 しかし、ミューズは火の中に身を投じ、いわゆる芸術という自分のひねくれたビジョンのために自らを焼き殺すことを許しました。

ブラインドサイドに関しては、マット・マードックとは別々の道を歩むことになったものの、マーベル・ユニバースではまだ活躍中。

ブラインドスポットに動機を説明するミューズ

(画像クレジット:マーベル・コミック)

では、ミューズは実際に『デアデビル:ボーン・アゲイン』に登場するのでしょうか? そして登場するとして、ブラインドスポットも連れてくるのでしょうか? ミューズはキングピン、ブルズアイ、ザ・ハンドといったヴィランほど有名ではありませんが、デアデビルの読者にとってはカルト的な人気者であり、彼の奇妙な犯罪はチャーリー・コックス演じるマット・マードックにとって説得力のある事件になるでしょう。

そしてもちろん、ミューズの犯罪の数々は、コミックスではウィルソン・フィスクのニューヨーク市長選の選挙運動と重なるので、同じ筋書きが中心と思われるMCUのストーリーに彼を登場させることは非常に理にかなっています。

そしてそれはもちろん、『デアデビル:ボーン・アゲイン』にもサム・チャン/ブラインドスポットのバージョンが含まれる可能性があるかという2つ目の疑問を提起します。 ブラインドスポットがストリーミング・シリーズに含まれる証拠はまだないようですが、MCUはカードを胸にしまっておくことで有名なので、何でもありです。

デアデビル:ボーン・アゲイン」は2025年にディズニー・プラスで初放送予定。

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Frenk Rodriguez
Frenk Rodriguez
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